PIE『カベ』工法
PIE『カベ』工法
建設現場の隣接地への折衝も減り、
影響も緩和されます
実用新案登録 登録第3206596号

建設工事にとって隣接地や近隣住民様は重要な課題であります、着工前には様々な取決めや工事による騒音・車両の通行による第三者災害など現場の難易度は近隣環境で決まると言っても過言ではありません。
建築工事には必ず『塀』を外周廻りの境界域に構築します。施工に際して隣接地と協議をし協力して頂かないと施工が不可能になるの事もあり、現場担当者は関係者様に協力して頂き工事を進めていくか何時も頭を悩ませているのです。
今回、考案いたしましたPIE『カベ』工法は隣接地の地盤や構造物に影響を与えずに施工が出来るので、ご迷惑を掛けずに工事を進めていける工法です。
地上部分では想像も出来ないアクシデントが地中には多々あります。境界線上に設置する『塀』は大変気を使う作業になるのです。
建設現場のニーズにお答えするために、最高のスタッフが最新のテクノロジーで安全・安心をお届けさせて頂きます。
監修・技術協力企業
- 大阪大学名誉教授 工学博士 脇山 廣三氏
- 【専門分野】高力ボルトのねじ形状に関する解析
立体トラス接合部の疲労特性
- 岐阜大学名誉教授 農学博士 清水 英良氏
- 【専門分野】ダム・ため池等農業施設
- 大阪大学生産技術研究会 工学博士 巽 昭夫氏
- 【専門分野】高力ボルトの接合、建築施工
- 有限会社ストラクチャー・デザイン・オフィス
代表取締役 白石 勝哉氏 - 【専門分野】建築構造設計
- ※性能認証申請中
- 国際検査確認センター (CIAS)
PIE『カベ』工法 施工の流れ
今まではこんな感じで境界ギリギリには無理でした

着工前は現場がきれいに整地されてます
基礎・塀工事に伴い隣地のブロック塀が気になります
防火塀・ブロック基礎も転倒防止のため基礎深さは浅くは無いのです

掘削工事による隣家の塀をアングル・コンパネにて土留工事を施工します

土留工事を施工してもブロックとの間にどうしても隙間が空いてしまいます
この距離が結構影響するのです
ブロック塀側と前面道路側にコンクリートで基礎を作ります
前面道路側に基礎を作らないとアングルが倒れてしまいます
立ち上がりの壁が出来るとこんな感じです
従来工法ではベース幅が広いのです
最初に出来た隙間が敷地を狭くしてしまうのです
どうしても図面通りには施工が出来ないのです
掘削完了後の塀の基礎風景です
あくまでも建物の基礎に干渉しない場合であり、外構時に施工するには狭くて大変な作業になりますね
PIE『カベ』工法はこんな感じで境界ギリギリに塀を造ります

着工前は現場がきれいに整地されてます
基礎・塀工事に伴い隣地のブロック塀が気になります
PIE工法を飛び飛びに設置して天端を下げておきます
詳しくはホームページでPIE工法の資料を参考にして下さい
間の箇所を施工して繋げてしまいます
施工時に鉄筋を改良体に挿入して塀の基礎と一体にし転倒や風圧に踏んばるのです
塀の基礎部は状況により分割させるか一体で施工するかは現場の状況により判断します

塀の基礎が出来るとこんな感じかな
掘削前に施工しても塀の荷重に充分に対応します
隣地の塀との隙間をなくすには腕のいい型枠大工さんがいると大丈夫です

前面道路側にもPIE工法を設置します

掘削完了後はこんな感じかな
わずらわしい塀の工事も完了させて工期短縮にもなります
PIE『カベ』工法 施工風景

独自開発の鉄筋挿入用冶具
鉄筋挿入時のかぶり厚を確保します
実大実験風景
配合別のコンクリート塀
鉄筋の引張り試験
降伏点強度まで確認できています
協力企業様との合同実験実施風景
大阪大学名誉教授 工学博士 脇山 廣三様
一般社団法人 生産と技術 執行理事 巽 昭夫様
有限会社ストラクチャー・デザイン・オフィス 建築構造設計士 白石 勝哉様
隣接地が多少の工事をしても大丈夫です

降伏点強度まで確認しています

FEMコンピューター解析による計算根拠
X軸・Y軸の合成変位を動画で確認します
変位ベクトルによる変形を数値化しました

主応力による力の分散を図化しました









